HPをご覧の皆様、こんにちは。

この度、早稲田大学ソフトボール部の吉村正総監督(日本ティーボール協会理事長)が東京都連盟秋季リーグ戦について、「理事長からのメッセージ」を更新いたしました。

下記にその一部を抜粋しましたので、ぜひご一読いただけると幸いです。また、全文は日本ティーボール協会HPにてご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

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(10月10日 2日前早稲田大学ソフトボール部女子部(全国大会を手伝った部員達)は秋季リーグ「完全優勝」です。[10月12日投稿])

10月に入り、東京都大学ソフトボール一部リーグが開幕しました。そこで早稲田大学ソフトボール部の女子部が「完全優勝」です。これは、2015年春リーグで「完全優勝」して以来、7年6ヵ月ぶりの快挙。長谷川監督以下、選手の皆さん、誠にありがとうございます。私も「総監督」という立場で、大変良い思いをさせて頂きました。皆さん、改めましてありがとうございました。

最高殊勲選手は新宮投手。「全国小学生ティーボール選手権大会」の時には、大会本部で賞状にチーム名を書いてくれたり、大会の運営に汗を掻きながら頑張っていたあの学生です。皆さん覚えておられますか。一部リーグのチームは、早稲田以外では日本体育大学、東京女子体育大学、日本女子体育大学、国士舘大学、東京富士大学と強豪ぞろいです。

新宮投手はその錚々たるチームを相手に、何と全試合完封勝利。「アンビリーバブル」と思われるのではないでしょうか。それは違います。私は、その可能性はかなり高いとリーグ戦前から予想していました。兎に角、新宮投手が投げる4種類の球質が実に優れているのです。先ずムービング・ファーストボール・ドロップ、チェンジアップ、ムービング・ファーストボール・ライザー(これは初速から徐々に球速が増し、上昇して行くというもの)、落ちながら曲がる速いスライダーを投げ分けることができるのです。また、投手と捕手の呼吸が合っています。これで私は「完全優勝」がいけると判断したのです。

次に、ドロップ系、スライダー系、チェンジアップと下に落ちるボールを投げる時は、各内野手のゴロの捕球技術も向上していなくてはなりません。ここ1、2ヵ月で良くなっているのです。先月までインカレに向けてしっかりした個人プレーと投捕と内野の連係プレーを必要以上に行っていたからでしょう。新宮投手は心配なく、落ちるボールを緩急を使って投球することが出来たのです。大学から始める選手が多い早稲田は、内野のエラーが多いですが、エラーが随分少なくなりました。

私は「総監督」を務めながら、投手の指導も任されています。内野守備が安定してくると、投手に下へ落ちる、また下へ動くボールを教えやすくなるのです。このリーグ戦、三振と内野ゴロアウトは実に多かったのです。それではここでスコアブックを観ながら「完全優勝」への足跡を探ってみましょう。

初戦は東京富士大学、2-0で勝利。2安打完封。新宮投手は申し分のない投球。原田捕手のリードも光りました。落ちるボールとチェンジアップが非常に効果的。内野にしっかりゴロを打たせています。早稲田の攻撃は2回に集中。2安打と四球、それに相手のエラーを誘って2点。今の新宮投手にとってこの2点をもらえば十分でした。

勝利した20分後、次の相手は強敵日本体育大学です。結果は1-0の完封勝利。被安打は3本、9奪三振、桁外れに凄いです。この勝利で新宮投手は、大学ナンバーワンの投手に近づきました。お見事です。全国大会優勝常連のチームにこの快投。特にチェンジアップの切れが最高で、空振りがしっかり取れています。安心して見ていられました。

翌日の対戦相手は東京女子体育大学。これまた強敵、監督はオリンピックの金メダリスト。結果は5対0の完封勝利です。それにしても早稲田が5点も取るとは、驚きました。日本ティーボール協会にアルバイトで来る吉澤選手は3打数2安打、1四球と大活躍。彼女も「全国小学生ティーボール選手権大会」では、大会本部席で運営に大きな貢献をしてくれました。少し前までちょっとしたスランプ気味でしたが、これで気分は最高になったでしょう。これで強豪相手に3連勝。

そして迎えた1週間後の10月8日、この日もダブルヘッダーです。休養十分な新宮投手はどのような投球を見せるか、多くの人が注目しています。昨年までは無観客で開催されていましたが、今年は多くの保護者が観戦に見えています。この9月のインカレ迄一緒にプレーした4年生も、この度は応援団の一人として熱い声援を送ってくれています。

最初の日本女子体育大学との試合は、6回裏松本選手の満塁サヨナラランニング本塁打で7-0コールド勝ち。この松本選手は、この9月から学生ティーボール委員のまとめ役になりました。しっかり者で人望も厚いです。ナイスバッティング、そしてナイスラン!

最終戦は、国士舘大学戦。なんか早稲田の選手が乗ってきました。いつもは負けても、勝っても笑顔の早稲田ですが、この度は少し感じが違います。波に乗ってきたのでしょうか。若者が波に乗ると物凄い才能を発揮します。これは私が現職の頃に、何回と無しに経験したことです。試合結果は、6回7対0でコールド勝ち。3年生の理工学部の選手、いつも下積みでチームを支えている1年生もこのリーグ戦で初出場。楽しい光景が続々と見られました。皆が「調子に乗って」いました。

「調子に乗っている」と本当は怒られるものですが、態度は良くて、謙虚にプレー。良い監督、良い主将、良い選手たち、良い保護者、良い関係者に恵まれていると、嫌みがありません。試合終了後は表彰式。その間に私は日頃からご指導頂いている部長先生、副部長先生、前部長先生への報告。皆大喜び。私も選手のお陰で「調子に乗って」います。ジャンジャン電話を掛け捲っています。優勝って本当に良いですね。関係者の皆さんありがとうございました。

表彰式が終わったら記念撮影。そして、高主将が優勝旗やら優勝カップを見せに、そして、新宮投手も最高殊勲選手の記念品を見せに来てくれました。皆笑顔です。