一球ソフトボールをして

ソフトボール部女子部1年 KN

この度は一球ソフトボールという最先端の種目を実際にプレーする機会を 下さりありがとうございました。非常に貴重な経験ができました。実際にプレーをしてみて、一般的なソフトボールとは感じる緊張感や戦略、考慮するべき点にも違いがあると感じました。

試合展開が早く間がないためプレーに直接関わる機会が多く、加えてじっくりと考える時間もあまりありません。それがこの競技の意図であり、観戦する者の側からも息をつく間もないゲーム展開に魅力を感じる人も多くいるのだろうと実感しました。たとえベースボール型スポーツの経験がない人でも、ボールが飛び交い選手が走り回るグラウンドを見て退屈することは無いと思います。これはバスケットボールのルールに近いものがあると感じました。バスケットボールはそのスピード感とハイスコアなゲームが魅力です。以前はなかなかシュートが打たれず、ボールを持ったままの時間が長いロースコアの試合が多かったようですがファンの不満などもあり、攻撃側は8秒以内に自チームのコートから相手チームのコートまで運ばなければいけない8秒ルールや、チームがボールを得てから24秒以内にシュートをうたなければいけない24秒ルールができたという話を聞いたことがあります。これらのルールによってバスケットボールがさらに人気の競技になり、白熱した試合が多く行われています。スポーツには「する」、「みる」、「ささえる」の要素がありますが、「する」側だけでなく「みる」側にも愛されることはその競技振興にも繋がります。一球ソフトボールは誰もが「する」ことも「みる」ことも楽しむことができ、オリンピックなどのような国際的なスポーツの祭典でも主流となって人気を博すことも期待されます。

また、この種目の特徴として挙げられるのが、先にも述べたようにバスケットボールのようなハイスコアの試合です。一般的なものと違い点が入る頻度が高く、どこを重点的に抑えるのか守備側はメリハリをつけることが大切だと思いました。メリハリのないプレーをしてしまうとだらだらと試合が流れてしまうので、プレーヤーも指導者もその部分を意識すべきだと思います。体育の授業などの場で行われる場合、運動量の多いこの一球ソフトボールでは体力的な負担が大きくなることが懸念されるので、どこかのイニング間で戦略や反省をするコミュニケーションの場と称して身体を休める時間をとってもいいと思いました。しかしそれは競技を行うレベルや目的によっても変わってくると思うので、その時々によって適応すべきだと考えます。

今回初めて一球ソフトボールを行ってみて、スピード感や見応えのあるプレーが増えるなど、一般的なソフトボールとは違った魅力を感じることができました。それと同時に、普段は気づけないようなソフトボールの面白さにも注目できるようになりました。一球ソフトボールと一般的なソフトボールにはそれぞれの魅力があり、人によって様々な捉え方があると思います。そのことを相互に認識し、理解し高めあえる関係を作っていくべきだと思いました。今回の機会は、ソフトボール、そしてスポーツの無限の可能性を感じることができ、私にとっても貴重な経験になりました。