一球ソフトボールをやってみて

ソフトボール部女子部2年 MH

 一球ソフトボールをやってみて、7回で37−12という大量得点をしても1時間で終わったことにとても驚きました。私はプレーをしていた側なので、みている側としてはどう写ったかはわかりませんが、毎回ノーアウト満塁から始まり、打つかアウトかしかない状況で、一球一球がとても面白く見応えのあるゲームであったのではないかと感じています。普通の野球やソフトボールの試合では、今から投手が投げる一球を打つか打たないかという選択肢があり、それがスリーボールツーストライクになるまで残されているため、みている側としては飽きてくると思います。野球・ソフトボール経験者であれば、その“間”が魅力であり、そこが面白いと理解できるのですが、なかなかそれをみている人全員が理解することは難しいです。それに比べて、この一球ソフトボールは、ピッチャーがストライクを投げてくるので、打者には打つという選択肢しかありません、だから見ている人も一球一球どうなるのかと緊張感を持ちながら、ワクワクしながら見ることができます。一球たりとも見逃してもいいボールが見る側にとっても存在しなくなり、より選手と近い気持ちで、よりその一球にかける思いが熱くなるのではないかと思いました。また、選手としてプレーする側も、毎回ノーアウト満塁から始まるということで、常に大きなチャンスを自分が有しており、ピッチャーもストライクにボールを投げてくることから、「打てる楽しさ・点を決めれる楽しさ」というものを身に染みて実感することができます。また、バッター有利の状態であるが故に、自分が回ってくる打席数も増え、普段の野球・ソフトボールよりも遥かに、バッティングが楽しいと思えるのではないかと思います。今回一球ソフトボールを体験してみて、ファールの回数を制限した方が良いのではないかと考えます。なぜなら、ファールも本来の野球・ソフトボールであれば、ストライクにカウントされるものですし、ファールを何回も繰り返すことは、このゲーム特有の“無駄な時間が少ない”という利点に欠けてしまうと思うからです。ファールを3回やったらそのバッターはアウトになるというルールがあれば、大幅な時間短縮になると思いますし、また、バッターもこの一球をより慎重に打たなければいけないという集中力も上がると思います。一球ソフトボールがオリンピックの正式種目となるためには、野球・ソフトボールよりも、より競技しているすべての人が全力で走ったり、ボールを捕りに行ったり、打ったりする必要があります。内野手・外野手に頻繁にボールが飛ぶようになり、ナイスバッティングもナイスキャッチも多発します。野球・ソフトボールをプレーするときの「間」は大切ですし、そのまま生かしていくことも必要ですが、「間延び」しないようにルールを工夫することも今後野球・ソフトボール・日本式ティーボール・一球ソフトボールを世界に広めるために必要不可欠だと思います。今後の野球やソフトボール界を担っていくのは、我々若者たちであり、実際に自分たちでこのようにプレーしてみて、子供たちにもその面白さ・楽しさを伝えていくことが使命であると思います。誰でも「打てる楽しさ・点を決めれる楽しさ」を実感でき、インプレー中に選手が動き回れるこの「一球ベースボール」「一球ソフトボール」はもっともっと多くの人々が触れ合えるように、世に浸透させたいと改めて感じました。ソフトボール経験の有無に関わらず、全員が一球一球に対して真剣に集中してプレーできる楽しさがこの一球ソフトボールにはあると思いました。“無駄な時間短縮

“と得点が重なっていくところを観客は楽しむことができて、選手はこの一球に熱い思いをかけながらプレーをすることができて、普段の野球・ソフトボールとは違った興奮が味わえると思いました。