ソフトボール部女子部2年 HR

 「1球ソフトボール」を実際に行ってみて、私は素直に試合の進みがすごく早くなるなと感じました。普通のソフトボールや野球であるような間や読み合いを無くすことで試合の進みが変わるのだと驚きました。ですが、チームを決める時は力の差を均等にしたいなと思いました。この「1球ソフトボール」はどれだけ点を取れるかといったティーボールやどか点に似ているなと感じました。たくさん点を取れるし、1球しかないから「打つ」とほぼ決断した状態から打席に入れます。だからこそ、打力で大きな差がチーム別で出てしまうと楽しくないと感じる人もいるかもしれません。ですが、今回はチーム内での紅白戦だから均等にすべきだと感じたかもしれませんが、実際の大会や試合では均等になど言っていられません。なので、コールドゲームのルールを作るか、もしくは1つの回の最大の攻撃時間、最大の打順の周りを決めるなどの工夫をすることも良いのではないかなと感じました。最大の攻撃時間、最大の打順の周りを決める理由としては、今回のような片方が長く守備をするような試合を気温の高い時間帯で行うと、熱中症になる人や脱水症状を起こす人が出てくるかもしれません。それではスポーツをする以前の問題になってしまいます。それを防ぐためにも攻撃時間や打順の周りを決める、もしくは守備の時間帯が長いなと審判が判断した場合は、守備の途中に給水時間を設けるといったルールを追加したほうが良いなと思いました。実際に私の中学校の頃の市内大会でも体調不良者を出さないために、守備時間が長いと審判が判断した場合のみ給水時間が設けられました。健康を考えたルールも必要なのかなと思いました。また、全体を通して感じたこととして、この「1球ソフトボール」を通して集中力が養われるなと感じました。打席の中では、「絶対にストライクを打つ」といった1球への集中、守備ではピッチャーが「絶対にストライクを入れる」「ストライクゾーンでどうやって打ち取るか」といった1球への集中を感じました。この集中力というものは、これからの自分自身のソフトボールで生かされていくものだと感じました。7回までの試合の中で、3打席ほどの打席数の中、自分が狙っている1球をどれだけ集中して打てるのか、守備でも捕手として1球1球の配球への集中、野手として自分のところに来た打球を裁く集中、このすべてが詰まっているなと感じました。また、この「1球ソフトボール」は頭も使うなと思いました。一見、0アウト満塁から始まり、1球しかないストライクを打ち、ボールならフォアボールと同じような扱いになるといった単純なルールかもしれませんが、考えれば考えるほど戦術というものが組み立てられていくなと思いました。まず、守備では満塁だからと前進する必要はないのです。1点はしょうがないと2塁でのゲッツーを狙っても良いのです。強打者の場合は、わざと歩かせても良いのです。ただし、わざと歩かせてばかりいてはつまらないので、1人の打者に対して意図的なボールは1回と決めるなどとすると良いと思います。攻撃では、満塁と詰まっている状態から始まるため、ヒットエンドランをかけても面白いのかなと思いました。ただし、打つ方のエンドランのみです。

 今回の経験から、普段のソフトボールよりも動き、疲れ、テンポの速い試合ができたなと感じました。また、単純なルールの中でも深みがあり、しっかりと戦術を立てて行えばもっと楽しいのかなと思いました。そして、この経験から学んだ1球への集中をこれからの自分自身のソフトボールに生かしていきたいと思いました。

 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。