ソフトボール部女子部2年 NM

一球ソフトボールの試合が終わった後すぐに感じたことは、とても楽しかったということです。また、ちょうど1時間で試合を終えることができたことに驚きました。すぐに攻守が変わることもあったり、逆に長くなってしまうこともあったりと、通常のソフトボールとは違った流れがあり、試合展開のテンポも異なるため、通常のソフトボールとは違った面白さがあったように感じました。今回、初めて一球ソフトボールの試合を行い、チーム編成をあまりこだわらなかったため、戦力に差が生じ、結果は37-12でした。試合の記録を見ると、勝者は1人4、5打席入れていたのに対し、敗者は3、4打席でした。また、勝者は44打席中15打席が四球であったのに対し、敗者は32打席中四球が7球でした。チームの技術的な面を確率的に考えると、勝者はおよそ1/3、敗者はおおよそ1/5の確率でボールを見極めることができているということがわかります。これらの数値的な結果を見て、一球ソフトボールは、ただ楽しいということだけでなく、ソフトボールを日頃からやっている人が取り組むと、一球しかチャンスがないと思え、緊張感がいつも以上に感じることができるとともに、球を見極める力を養うことができ、実戦形式にも近い形式ですので、とても良い練習法であるのかなと思いました。

ここまで良い面を述べてきましたが、悪い面や改善点もあります。それは、ピッチャーの負担の重さです。打たれないようにと考えると、ボール球を連続で投げてしまうこともあるかと思います。そうしてしまうと、守備の時間が長くなってしまい、一球ソフトボールの良い面である通常のソフトボールとは異なったテンポが裏目に出てしまい、内外ともに体力が奪われてしまいます。その影響もあり、守備時間が長いチームは攻撃時間が短くなってしまい、得点につながらないのかなと思いました。吉村先生がおっしゃっていたように、ピッチャーがボール球を一定数投げてしまった場合、ピッチャー交代というルールを入れるのは良いなと思いました。また、打者が3回ファールを出したらアウトといったように回数制限をしても良いのかなと思いました。しかし、制限をつければつけるほど、一球ソフトボールの取り組みやすさが失われてしまうと思うため、制限は最低限に抑えることも大切であると考えます。

より活発に動く球技が、オリンピック種目に選ばれる傾向にあります。スポーツにおいて「間」というものは、野球やソフトボールならではのものであると思います。「間」の大切さや、良さを多くの方々に一球ソフトボールやティーボールを通して感じていただければと思います。

一球ソフトボールが10年後、20年後に多くの場所で正式に行われるか否かは、我々早稲田大学ソフトボール部にかかっていると考えます。コロナ禍で外部の方と自由にふれあい、ソフトボールやティーボールについて伝えることは難しいですが、今できることを考え、これらの文化を伝承していくとともに、ソフトボールを守っていきたいと、強く思いました。